【3日目】4/29(日)飛来寺ー西当-雨崩までトレッキング(雨崩・泊)
※雨崩トレッキングの地図はこのページの一番下にあります。
==2018年GW、女ぼっちで梅里雪山を巡る旅 シリーズ一覧==
(序章)事前準備&情報まとめ
(1)名古屋ー上海ー昆明長水空港まで飛行機
(2)昆明ー香格里拉空港ー徳欽ー飛来寺まで長距離バス
(3)飛来寺ー西当-雨崩までトレッキング
(4)本当のシャングリラは中国・香格里拉ではなく徳欽&雨崩?!名作「失われた地平線」のシャングリラの場所を考察する。
(5)雨崩~神瀑を往復トレッキング
(6)香格里拉~徳欽まで自転車で走ったら最高かも説wwwww
(おまけ1)イッテQにも出た!中国・麗江でトンパ文字のハンコ・印鑑を作ってきた!東巴文字!
(おまけ2)中国・大理で絶対行きたい!おススメの店&宿&食べ物&おみやげ11選!雲南省!
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※情報は2018年05月。一人民元=17.38円で計算する。
今日の目的
西当温泉(シータン)から雨崩(ユイボン)までトレッキングをする!
距離10.8km、登り1000mの道だ。所要時間は6~7時間ほどか。
この記事からの続きだよ~
朝早く起きて、梅里雪山を眺める
朝早くおはようございます。miyukix(@miyukix_jp)です。
飛来寺にて。6:30に起床。外に出る。
しかし時間が経つにすれ、モンゲルロート状態に。
ふつくしい・・・。
気分次第では雨崩からの帰りに、飛来寺にもう一泊しよう。
右の液体は、豆漿(トウジャン)。豆乳と思われる。甘くておいしい!
ドミトリーで相部屋になったフランス人の女子と一緒に食事をとる。
「富士山はいつ行ったらいい?」「テントは張れるのか?」とか色々質問に答えた。
(8月は人がいっぱいいて、頂上はバーゲンセールのように人でひしめき合っていると伝えておいた。)
意外と量が多くて食べきれなかった。ナイロン袋を持ってきて、饅頭とたまごは、トレッキング中の行動食にした。
不要な荷物はユースホステルに置いていくことにした。
5元で預かってくれた。
持っていく荷物はこんだけ。(結局サンダルも不要だった・・・。)
フリースは不要と判断。
行動食や水は、途中の茶屋で買えばいい。飛来寺や雨崩は、物価が高いとは言え、日本よりは安いからだ。
飛来寺自体は、ものすんごい小さい町だから、バス乗り場が分からなくても、町の大通りをうろうろしていれば、大体見つかる(多分、バスはあの有料の飛来寺景勝地に集まると思われ)
また、このあたりで、まんじゅうなど売っている。値段を聞いたら高かった。
8:40 乗合タクシーに乗る。乗っているのは7人だ。
タクシーに乗り込んだら、赤い服を着た女性に「あ!日本人!おはようございます!!」と話しかけられた!
寝ぼけ頭に日本語から離れていたのでおもわず驚いた。
「あ・・?!おはようございます・・・」と間抜けな返ししかできなかった。
彼女の名前は「路さん」
この後、いろんな場所で遭遇するとは、そのときは思わなかった。
アスファルトで舗装されているが、途中オフロードも出現する。
自転車で行くのはいいけど、これは帰りが大変だなぁ。
途中、チケット売り場で車を降ろされる。
雨崩入場チケットを買う。64元
230元分の全入りチケットを買うという声もあるが、雨崩分のみ買えばよい。
9:40 西当の駐車場に到着!飛来寺から西当まで車で1:10かかった。
さて!今から登るぞぉー。
- メツモ(神女峰/緬茨姆、6,054m)
- ジャワリンガ(五冠神山、5,470m)
- (巴乌八蒙峰 6000m)
- 梅里雪山の主峰!カワクボ(太子峰/卡瓦格博/カワ・カルポ、6,740m)!かっこぃぃ。
カワクボは一番右なんだな!よしよし。覚えた。
ちょっと登ると馬乗り場があった。
頂上3700mまでは235元(3995円)だそうだ。高ぇ!
貧乏なオラには乗れねえ…。
そういえば車の中で路さんが丁寧な日本語で教えてくれた。
「馬は乗りますか?」
「馬は予約してないと待ち時間1時間だよ」と言ってたな!
馬に乗って行く人は予約していこう!
まぁ、とはいっても標高差1100mだからな!いけるいける!
私、身長160cm、体重80kg(!?)の超デブですら行けるんだから、道の難易度は低い。
(いや!痩せるし!)
道はこんな感じ。
岩場はなく、四駆の車が走れそうな道の幅。なだらかなルートがずーっと続く。
地図がかなりザックリ地図で不安になるかもしれないが、基本的に一本道なので迷う心配もないだろう。
雨崩への電線が通っている。基本この電線を追っていけば雨崩へたどり着けるだろう。
ショートカットできる箇所がたくさんある。ショートカットに自信があればしても良いだろう。
(一本道は馬・車でも行ける道なので遠回りだったりする)
電線、馬の糞、ゴミ箱、人が歩いた跡、これらを追っていけば、迷うことはないはず。
馬で登ってくる人!あれ!?路さんだ!
笑顔で手を振ってくれたw
ところどころ、電柱があって、そこに現在の標高が書かれている。
10:40 休憩ポイント1。私はデブなので登りが非常に遅い。
途中、立派なトイレ(厠所)があった。一回一元。
この花はシャクナゲかなー?
うーん、雲が多い。モンスーン(雨季)はまだのはずなんだけどなぁ…。
本来ならジャワリンガ(五冠神山、5,470m)、メツモ(神女峰/緬茨姆、6,054m)を見ながらトレッキングができるはずなのだが。
とりあえず雨降りませんように…。
13:00 休憩ポイント4 カップラーメン小屋(3561m)に到着。
ここの小屋ではカップラーメンが食べれる。お値段15元!(¥261)高いな!
注文したった。酸っぱいラーメン頼んでみたらすっぱかった!wwww
中国のカップラーメンは、カップの中にフォークが同梱されているのでうれしい。
飲み物もこんな感じで売っている。大理ビールある!
13:30 出発
馬も登っているけど、案外早くない。
ちょっと進んでは立ち止まっている。見ているとちょっと不安定そうな感じがする。
そりゃお馬さんも疲れるわなぁ…。
ちなみに馬&車とすれ違う時は、山側に寄ろう!
谷側によると落とされるぞ!
それに馬の後ろを通らない。思いっきり蹴られて骨折するぞ!
なんか探索すればステキな展望地がありそうな気配が、ムンムンするけど時間がないので先に急ぐ。
ここからは下りのみ。ここから小走りで下る。
デブは下りで頑張らねばならぬのだ。ここで時間を稼がねば!
しかし、正面に(多分)ジャワリンガ(五冠神山、5,470m)が見える。
下っている時に、展望台があったので景色を眺めていたら、中国人に話しかけられた。
一人でウロウロしていると本当よく話しかけられる。(間抜けな顔をしているのだろうか)
「今、標高はいくつだ」「今、場所はどこなんだ?」的なことを聞いてきているっぽかったので答えを返したら、お礼に琵琶とカップケーキくれた!
うおー!行動食じゃー!ありがてぇ…ありがてぇ…!
日本からカロリーメイト一箱しか持ってきてなかったから嬉しい~~~!
しぇいしぇい!
おぉぉ…。これこそまさに「失はれた地平線」のシャングリラでは?!
ユートピア・理想郷!?
カップラーメン小屋で一緒になって会話した、かわいいガールズ2人が写り込んでいた。
もう本当雰囲気からしてかわいかった。ええなぁ~。女子2人旅。
わしもボッチじゃなくて、お友達と来たいぽー。(けど友達いないという…)
青年旅舎を探そうとアプリ百度地図を立ち上げる。
そうしていると、先ほどのガールズの一人が「どこ行きたいの?」と言ってきてくれたので
「青年旅舎に行きたい」と伝えると、スマホで調べてくれて、この道まっすぐだよ~と教えてくれた!
うぉー!めちゃ優しいやんけ!シェイシェイ!
カウンターに行って、今日は空いているか?と聞くと、空いているとのことなので、ここに決定!
ドミトリー4人部屋で一泊30元!
デポジットとして100元を預ける。チェックアウト時に返してもらうこと。
ユースホステル「梅朶青年旅舎」のレビュー!
良い!
※百度地図より引用
食堂
スタッフの雰囲気が良い。英語が話せるスタッフもいた。
白湯がもらえます。
部屋
全力で、どらえもん!どらちゃん!お前とこんな所で会うとは…。
かわゆす。
コンセントは1ベッドに1つ。日本と同じタイプA使用可能。
電気毛布も1ベッドに1つあり。あったか~い。
スリッパもあり。シャワー時利用できる。
トイレ・シャワー
トイレとシャワーは同じ部屋になっている。3室あり。
お湯は24時間でる。山奥の秘境&一泊30元なので上出来!
お湯が出るだけでも、ありがたい。
ただシャワーは雨水を利用している気がするので、飲まない方がいいかも。
飲み水は食堂にある白湯を飲もう、
お店の人が
「♪あの地平線 輝くのは~♪」の天空の城ラピュタの歌「君をのせて」を弾いてました。
ナイフ、ランプ、かばんに詰め込んでどっか行きたくなっちゃうぜ!
青椒炒肉&ごはん 40元(¥695)
うまかった!めっちゃ量多い!!!
そんなわけで、今日の行動はこれでおしまい!
ドラちゃんのベッドで寝るのでした…。
次回へ続く!
今日の出費【旅行3日目】4/29(日)
合計:122元(2120円)
- 朝食 12元 ¥209:青年旅舎にて
- 乗合バス 20元 ¥348:飛来寺ー西当まで 7人乗り(本当は6人乗りと思われ)
- カップラーメン 15元 ¥261:カップラーメン小屋にて
- 水 5元 ¥87:ナゾヤ峠にて
- 宿泊 30元 ¥521:青年旅舎ドミトリー
- 夕食 40元 ¥695:青年旅舎にて(チンジャオロース&ごはん )
今日のGPSデータ&高度
飛来寺~西当温泉
西当温泉~ナゾヤ峠~雨崩
今日の行動時間
4/29(日) 西当~雨崩 トレッキング
到着 出発 地名 海抜
*** 8:30 飛来寺 乗合タクシー 3393m
9:45 9:49 西当温泉 駐車場にて降ろされる 2670m
10:40 10:50 休憩ポイント1 展望台 3014m
11:00 11:00 厠所 通過 ???
11:05 11:10 休憩ポイント2 軽松茶館 3146m
11:30 11:30 3260m地点 3260m
11:40 11:53 休憩ポイント3 展望台 ???
13:03 13:30 休憩ポイント4 カップラーメン小屋 3561m
14:50 15:05 ★休憩ポイント5 ★ナゾヤ峠の茶屋 3760m
15:56 16:00 下りの展望台 ???
16:20 *** 上雨崩村 梅朶青年旅舎 3229m
登り 200m/h位
下り 400m~500m/h位
補足資料:雨崩エリアの地図
トレッキング中、一番お世話になった地図。
ちなみに大本管(Basecamp)は1991年、日中合同登山隊遭難の時に使われていたベースキャンプ。詳細はこちら。
1991年1月3日、中国・雲南省にある梅里雪山に挑んでいた京都大学学士山岳会と中国登山協会による合同隊の隊員17人が消息を絶ってしまった実話。
梅里雪山―十七人の友を探して
日本の海外登山史上最悪の遭難といわれた、1991年の中国・梅里雪山での17人の遭難。
氷河の中での、長きにわたる遺体捜索活動。
多くの命を奪った魔の山は、しかし、チベット人の信仰の対象である聖山でもあったのです。
美しい梅里雪山の自然と、麓の明永村に暮らす人々、そして著者である小林氏の仲間への思いは重厚につむぎあい、読む人の心に深い感動を呼び起こします。
本書は、日本テレビのドキュメンタリー番組の原作にもなりました。
『梅里雪山 17人の友を探して』(90分、2008年) 小林氏出演・制作協力
梅里雪山へ行くなら読みたい一冊
面Y3957mってなんだろう。もしかしてめっちゃ見晴らしいいのかな?
明永氷河ー飛来寺ー雨崩ー西当の土地勘が知りたければこの地図。
ほいじゃまたな!
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