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こんにちわ。miyukix(@miyukix_jp)です。
この記事からの続きです!
※情報は2019年05月。一人民元=16.00円、1Rs=0.79円で計算する。
今日の目的
スストから自転車で今日行けるところまで行く。
あいにくの天気は曇りだが…!
朝、起きると天気が悪い。曇っている。
せっかくの景色が見えないので、今日は一日、スストで沈殿しようかとも思ったけど時間がもったいないので出発することにする。
宿屋のオーナーが「この先にあるフセイニー村に俺のブラザーが宿屋をやっている」という。
他にも「フセイニー村に、なが~~~~~い橋がある。面白いから行ってみろ!」とも。
頭の隅に入れておく。
スストのNATCOに立ち寄って、前もって帰りのススト→タシュクルガンのバスチケットを購入。
二人分で6600Rs。どうも電話でもバスチケットは買えるらしい。
11:50 下(フンザ?ギルギット?)から来たであろう、パキスタン側クンジュラーブ峠行きの観光バスを見かける。もしかしたら、最終日クンジュラーブまで行って自転車でダウンヒルする時、これをヒッチハイクできんかな~とちょっと頭をかすめる。
からの~~~…
\(^〇^)/
曇っているのが残念だけど!!
気持ちいいね!
どんどん自転車で進んでいく。
絶景!カラコルムハイウェイ自転車ツーリング開始!!
畑作業をする人々。なんと手を振ってくれた!
自転車で走ってると、こういうの、うれぴぃ~~~。
バイクの二人乗りに抜かされる。
カラコルムハイウェイではバイク(大体にけつしてる)は良く見かけるよ!
しかもヘルメットなし!いいんかい(笑)
そして彼らは、大体前方で私たちの事を待っていて、「俺と一緒に写真とってくれ!」といって話しかけてくる(笑)そんなに珍しいのかな。
意外にも自転車ツーリストはあまり見かけなかった。
いきなりですかーーー!!!まだ走り出して1時間たらず!!!!
推測するに、シショーがホイールのリムテープを変更したらしいが、そいつが食い込んどるのかもー。
とのこと。
自転車を直していると地元住人に話しかけられる。
「おれも直すの手伝う!」といって手伝ってくれているの図。
いや、別に手伝いなくても全然大丈夫なんだけどね…。
※北パキスタンの人は、本当に親切。もうめちゃくちゃ親切。
カラコルムハイウェイはルート上に、結構村や売店があるので飲食物の心配は、そこまでしなくて良い。
(いや、一応最低限の水と食べ物は持っていたいけども…)
圧倒的景色~~~!!!!
道路にパキスタンの国旗が。
このカラコルムハイウェイは、多くの犠牲の上で出来上がっている。
(特にパキスタン人の労働者が非常に多く死んだ)
それを弔うための国旗なのか?
んんあああ゛あ゛あ゛~~~~~~~、キレイんごーーーー!!!(語彙力)
こんな山々見ながら、サイクリングってサイコーかよ!
パキスタンはネパールと違って、7000m峰の山々が、トキントキンに尖っていて、胸がドキドキするわ~~~。ネパールは超でっかい山がドシ~~~~ンと座っている感じ。それはそれで良い!!
案の定、つかまる(笑)
大体みんな「俺らにできることはないか?」って言ってくれる。優しすぎやろ!!!!
もうね~本当好き。パキスタン。
パキスタンではポプラの木をよく見かける。
これは灌漑の影響と思われる。
ポプラは成長が早く、10年で成木になる。
森ができれば、砂漠だった土地は水を十分に含み、畑を作れるから。
例えばこういう話とか…
スパイ疑惑をかけられながらも…中国”死の土地”で2000万人の飢えを救った日本人
これ、場所は違うけど、めっちゃいい話。
http://www.hexatube.jp/kansoutihimaraya.htm
こんな活動もされていたのね~。
先人の苦労の末、今のカラコルムハイウェイには緑があるのね~~。
そんなこんなで…
あ!タシュクルガンで一緒になった、日本人サイクリストの自転車発見!!!!!
ゼルダの伝説&ドラクエな村!「PASSU村!」
ドラクエの最初の村!?
違和感なさすぎる!!!!!
うおー!リアル・THE☆ゲーム感もろだし村だわ!
「ゼルダの伝説BoW」だったらここに、リンゴがたくさん成っていて、コッコが絶対にいるwwwww
15:45 そんなわけでカカリコ村…じゃなかった。パスー村を後にする。
パスー村を出ると、Old Silk Road(オールドシルクロード) が見えた。
カラコルムハイウェイができる前、使われていた道である。
でも、カラコルムハイウェイが出来たので、今はもう廃れている。
「危険な道○○選」でカラコルムハイウェイを見かけるけど、多分このオールドシルクロードの写真を使っているんじゃないかなぁ。
実際のカラコルムハイウェイは非常に走りやすい。自転車もロードバイクで問題ない。
危ない区間はない。
記事まとめるやつ!現地行ってから書けよな!!
【Old Silk road 説明文】
Locally known as “Kinu-Kutto’ the section of visible road high up on the cliff side across the river evolved from being a foot path into a pony track and was later widened (only one jeep width) in to a jeep road in 1958-60. However, with the construction of the KKH in 70’s, the old Silk Road fell into disuse.
In order to show the nature of the historic connection, the Aga Khan Cultural Service Pakistan with funding from the Royal Norwegian mbassy, Islamabad restored the visible section of the road in rtnership with Budalas (Nagar) and Khizerabad (Hunza) communities 2004.
Kutto has great views of Rakaposhi.
【日本語訳】
地元では「キヌクット」と呼ばれ、川を渡って崖側にある目に見える道路の区間は、ポニートラックへの歩道から進化し、1958年にジープ道路に拡大されました(1つのジープ幅のみ)
しかし、70年代のKKHの建設により、古いシルクロードは廃れました。
「キヌクット」は「ラカポシ峰」の素晴らしい眺めを持っています。
ほほぉ~ラカポシが見えるのかぁー。
さて、先へ進む。
これぞカラコルムハイウェイの定番!パスーピーク
カラコルムハイウェイといえば、この写真!
16:30 パスーピーク展望地に到着。
おぉ~~~~!!雄大!
南米とは違った雄大さがここにある!!
ちなみにgoogle earthでもWELCOME TO PASSUって見えるw
【説明文】
Passu Glacier is 20.5 km long and spread over 115 sq km. The visible peak at the far end is Passu Peak which is 7,478 m (24,534 ft) high.
It was first climbed by Captain Sher Khan (later Colonel) who was part of joint Pakistan Japan army expedition in 1978.
【訳】
パスー氷河の長さは20.5 kmで、115平方kmにわたります。
遠端の目に見えるピークは、7,478 m(24,534フィート)の高さのPassu Peakです。
1978年にパキスタン&日本の共同遠征隊の一部であったキャプテン・シャーカーンが最初に登った。
~~~~~
へー!最初は日本とパキスタンの共同遠征隊だったのか!!
誰なんだろー?
ちなみに超難関・パスーピークのお隣さん。シスパーレを登頂した植村直己冒険賞受賞者のスーパークライマー・平出さんもパスーピークは行ってるようで報告書があったので以下にリンク。
パスーピーク展望地をあとにする。
と思ったら、やっぱり話しかけらえる(笑)
車からみんなワラワラワラ~~と降りてきて、すげー話しかけられるwwwww
モテモテ!日本じゃさっぱりモテんのに!!!どーゆーこっちゃ!!!!!
16:45 今度こそ出発!
そうこうしているうちに…
今日の行動はここで終~了~~。
宿屋を探すことに。
フセイニー村の宿屋「FAMILY GUEST HOUSE」
「私の家、ゲストハウスだよ」とハニカミながら言う。
※こういう時は女の子に話しかけるのが良い。
「うちに泊まりなよ」と民家に泊まる事になった場合、少女ならば家族がいるから安全率が上がるから。
おぉ~~これまた良い!案内してもらうと…
FAMILY GUEST HOUSE!
1泊500Rs(1人分)
これは!
一見外から見ただけだと「ゲストハウス」と、さっぱりわからない!(笑)
看板もないから、泊まりたい人は道端の人に聞けば教えてくれると思うよ!
これは杏かなー?このあと行ったフンザには咲いてなかったけどフセイニーは咲いていた。
標高が高いからね。きれいだね~~~。
この宿屋のオーナー夫婦。めっちゃ良い人たちだった!
オーナーのタジク帽がいい感じ。
で、話してたらこのオーナーが、昨日泊まったスストの「ASIA STAR HOTEL」のブラザーだそうだ!笑
まさか!!世間は狭い(笑)
宿の中はこんな感じ!
寝室。じゅーぶんです!!!!
wifi、シャワーはないよ(^〇^)
超天然!恐怖系アトラクション「フセイニーサスペンションブリッジ!」
一息つくと、オーナーが「面白い所へ案内してやる」というのでついていく。
すっごい長い橋!!!
「フセイニーサスペンションブリッジ」というらしい。
通行料 一人USD 1$(もしくは一人140Rs)
どうも、観光的なアトラクションを用意したくて作ったらしい?
いや、私、高い所、苦手なんですけどね…。
風めっちゃ強いやんけ!!!!
真ん中に行けば行くほど、暴風になっていくやんけ!!!!
橋の隙間もめっちゃ大きいんですけど!
そのまま川に落っこちちゃいそうなんですけど!!!
ちょー怖いんですけど!!!!!!
はわわわわわ…!!!!
写真じゃ全く伝わらんが思った以上に、暴風だからね!
楽しかったそうです。
いやー長島スパーランドのアトラクションよりも怖いわー。
フセイニー村での晩御飯
パキスタンカレー!!!米と野菜。肉はなかった。
カレーといっても、カレースパイスの効いた野菜の煮物って感じかな。
この食べ物のラインナップを見ると、フセイニー村は、自給自足がメインで、外貨・現金収入を得る機会が少なそうな感じがする…。
となると、このラインナップの中で一番の高額商品がトマトケチャップかな?
そんなわけで今日は就寝!!!
風の谷のナウシカっぽさは、次回 詳しく紹介しま~~す。
次はパスー氷河をトレッキングしにいくよ~
\(^〇^)/
今日の出費
4/30(火)スストからパスーまで自転車ツーリング
二人分
6,600Rs 5,214円
国際バス ススト‐タシクルガン
1,000Rs 790円
民宿 フサイニ―村
300Rs ¥237円
夕食 ローカル食 米、野菜
280Rs ¥221円
吊り橋 140×2
今日の距離・ルート・高低差
距離:45.6km
活動時間:11:50~19:00
ルート:
高低差:UP 571m、DOWN 808m
それでは、miyukix(@miyukix_jp)でした!
つづく!!!
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