ついにニュージーランドの最北に到着…！！…か？！
目次
↓この記事からの続きです！（＾〇＾）
やくだった～1/2（12日目）ツーリング7日目!ついに最北の地＆ひつじの楽園・レインガ岬へ!
- ルート：Giant Sand Dunes湖のほとり～Cape Reinga～Pukenui 放棄された畑
- 走行距離：98ｋｍ
- 行動時間：7：00～20：30（12時間40分）
朝7：00。起床。
結局明け方までサンドバグと格闘をし、二人とも寝不足である。
テントをたたんで、いざ北へラストスパート！
レインガ岬まであと20ｋｍ！今日到着するぞ！
レインガ岬までの道は全てアスファルトで舗装されていた！
チャリンコの皆さん！安心して走ってください～！
Far north area は、360度ひつじと草原だらけ！
これだよ！これ！
私がニュージーランドに求めていたものは！
もふもふしたい！
ﾑｼｬﾑｼｬ…。ん？
こっち見んな（笑）
ん～～～いい表情している。
特に奥のひつじの口がいいね。
雨上がりの道路。
映画の「LIFE！」（原題: The Secret Life of Walter Mitty）のウォルターがグリーンランド（※ロケ地はアイスランドですが！）をスケボーで疾走するシーンにそっくり！
気分はウォルター！ベン・ステイラー大好き！！（どうでもよい心の叫び）
（LIFE！は超面白い映画なのでおススメ！この記事・サイト見て「おもしれ～^q^」って思ってる人間ならぜひ見るべし。）
いやぁ～旅してるって感じの絵だね！
自転車をひたすらこぐ。
ひつじ！みんな一斉にこっちむいてる（＾〇＾）
9：00 道を進んでいるとシショーのタイヤが再びパンク！
いやぁ…。
シショーのタイヤぼっろぼろなんですよ。
新しいタイヤに変えたら？といっても
「いいや！まだ使える！」といって使い倒すのですよ。
タイヤに亀裂が出来ている。
こういう風にタイヤの側面に轍？亀裂が入り始めるともう寿命。
タイヤの側面は弱い。軽量化で一番最初に薄くされる部分でもある。
とりあえず手持ちであるモノで補強することに。
というわけで貴重な空ペットポトル500ｍｌを犠牲にして、カットしてタイヤの裏から入れることに。
チューブがタイヤからはみださないようにする。
ペットボトルをカットしたもの。
タイヤレバーで、ほじほじ。
ペットボトルの破片を差し込み～。
ててーん！
補強してみた！
これでレインガ岬まで持つのか…！
さてレインガ岬まであと一歩！
Giant Sand Dunes が遠くに見える。
私のグラビアその３！うふふ！
って顔、真っ黒やんけ！（笑）
あ、あれは！灯台！
自転車を置いて灯台へ向かう。
そして突然、曇りだす（笑）
と、いうわけで…
2018/1/2 10：25
ニュージーランドの最北・レインガ岬とうちゃーく！！！！
私が指さす方角にトーキョーがあるぜ！
- 日数 オークランドから7日間！
- 総走行時間 511ｋｍ！
- 走行距離 80時間45分！！（一日12時間、毎日こいでた）
- 使ったお金 一人7676円！（二人分で15352円！）安っ（笑）いやもっと刻めるはずだ！
その間、ほぼ野宿！（爆）この女！くせぇ！
TOKYOまでは8475ｋｍ。
レインガ岬から北を見ると、タスマン海の、その先にはすでに何もなかった。
ただ、ただターコイズブルー色の海が静かにさざ波の音を立てていた…。
きれいだのぉ。
石碑があった。
The name Three Kings Islands
Abel Tasinan sighted this group of three islands in 1643. The date was 6 January, the twelfth day after Christinas – called, the Feast of the Epiphany by the Christian church,
According to tradition, three kings went searching for the spiritual leader of the age. The Epiphany was when they found himn – the newborn baby Jesus.
たそがれるシショー（朝だけど）
こうしてレインガ岬を堪能して後にする。
さて、今からオークランドへ帰る。
で、手持ちの水がない。
シショーのタイヤ修理でペットボトルを一つ使ってしまった。
で、ガイド本にも「レインガ岬には水がないよ～」と書かれていたけど
レインガ岬のトイレの手洗い場で水補給できた（笑）
みんな安心しろ！水はあるぞ！！
11：30 レインガ岬出発。
さて、あとはオークランド行のバスに乗るため、パイヒアへ向かう。
おぉ、ひつじ天国！再び！
ひつじ～ひつじ～ひつじ～。
本当、レインガ岬周辺のエリアは、ひつじがいっぱいで和む～～～。
かわいすぎる…。
もしゃもしゃ…。
砂丘！
14：00 最後の補給地点・Waitiki Tourist Complex まで戻ってきた。
砂丘のレンタルボード屋もある。
野を超え、坂をこえ…
20:20 Houhora Wharf Store まで帰ってきた！
しかし4スクウェアは閉店！残念！
バーがやっていた。ハンバーガー一個400円位。まぁまぁ良心的な値段。
そうそう！ニュージーランドの5ドル札に描かれているのは
・エドモンド・ヒラリーさん！
人類で初めてエベレスト登頂をしたお方です。イケメンやぞ！
・後ろにはマウントクック！NZで一番高い山！
※旧札はエドモンド・ヒラリーが南極点を制覇したときに使用したMassey Fergusonというメーカーのトラクターも書かれていた。トラクターで南極点ってｗｗｗｗｗすげーな！
冒険は誰もやってないことを思いつくアイデアが大事！ってきいたことあるもんな！
裏面には
・HOIHO！Yellow-eyed penguin、つまり、キンメペンギン！NZにしかいない！
・シルバーファーン！NZに生息するシダの種類！ラグビーチームもこのアイコンだ！
・紫の花は何かだと思うが、何かわからん！勉強不足！
NZの５ドル札、超情報てんこ盛りじゃね？
歴史、文化、伝えたいことがこんなにわかりやすく、キレイにまとまっとるって、すごすぎへん？
そんなわけで日没が近い。
ひたすら野宿できそうなスポットを探しながら自転車をこぐが…
ない！！！
ここらへん私有地おおすぎぃ！！！
が、なんとか見つけ出した。
今日の野宿場所はHouhoraを抜けたPukenuiの放棄された竹藪の中！！！
竹藪の中に入って行って、テントを張って就寝。
藪がテント越しで体に刺さって痛かった（笑）
使ったお金 二人分
・宿泊 Pukenui 放棄された畑 NZ$0 ¥0
やったー！ゼロ円生活だー！（＾〇＾）
1/3（13日目）ツーリング8日目
オークランドに帰るまでが遠足です！
- ルート：Pukenui 放棄された畑～Awanui～Taipa～Kaeo～Kerikeri サンドフライだらけの草むら
- 距離：120ｋｍ
- 時間 7：00～21：30（14時間30分）
※Awanui～Mangonui～Kaeo～Kerikeri 区間は特に良いサイクリングスポットはなかったのでサラっと紹介。
7：00 Pukenuiの「放棄された畑」から出発
R1をひたすら南下する。
R10へ！
ここら辺からはだいぶ自動車が増える。
16：00 KAEOに到着！
で走りまくって…
20：00 Kerikeriとうちゃーーく！
Kerikeriのニューワールドで買い出し～。
そして21：00 Kerikeriの町から外れた草むらの中で寝る（爆）
そして、再びこの夜もサンドバグに襲われるという悪夢に見舞われた（笑）
明日はパイヒアまで行って、バスに乗ってオークランドへ帰る。
使ったお金 二人分
・コーラ 2．2リットルNZ$4.5 ¥368 ｶｰﾄﾞ払い
・スーパー（４スクウエア）：NZ$5.37 ¥439 ｶｰﾄﾞ払い
ポテチ、ジンジャービール1.5、1ドルパン、チョコケーキ
・スーパー（４スクウエア）NZ$6.45 ¥527 ｶｰﾄﾞ払い
缶スパゲティ、フリーズドライパスタ、ビスケット、レモンジュース1.5、
・スーパー Kerikeri NZ$86.96 ¥569ｶｰﾄﾞ払い
卵6、ビール660ｍｌ、ブタの何か（ニューワールド）
・日焼け止めNZ$14.29 ¥1,169 ｶｰﾄﾞ払い ｸｿたけぇ
・宿泊 Kerikeri サンドフライだらけの草むら 野宿無料
【FINAL】1/4（14日目）ツーリング9日目 土砂降りのバカンス＆ラスボス登場！オークランド大洪水！
ラスボスは意外な「あいつ」だった…！
- ルート：Kerikeri サンドフライだらけの草むら～Paihia～バス～Auckland
- 距離：30ｋｍ
超バカンス・リゾート地！パイヒア！
到着したが、大雨で観光できず！
とりあえずやることがない＆疲れたので、一人でアイサイトの待合室で、地球の歩き方片手に、矢吹ジョーのごとく、白くなりながらボーっと座っていると
「自転車で来たのですか？」
と話しかけられた。
見上げると日本人女性がいた。
「いや、地球の歩き方を持ってらっしゃるので、日本人の方だと思いまして…」
と言われ、色々旅行情報を交換した。
家族でキャンピングカーで旅行しているそうだ。
家族でNZ旅行もいいなぁ～。
バスの時間がきた。話を切り上げてオークランド行のバスに乗ってオークランドへ帰る。
ニュージーランドのバス輪行に関してはここに情報をまとめたので見てちょ。
20：45 オークランドに到着！
とっぷり日は暮れた！
だが、超どしゃぶり大雨！
宿は初日にお世話になった宿を予約してある。
しかしオークランドの市内から遠い！
宿には21：00に到着すると伝えてある！
早くいかねば！チェックインできなくなる！
しかも一般のご家庭っぽいから早くいかないとオーナー寝ちゃう！
ということでシショーは、食料を買って行くとのことで、
私が先に帰り、チェックインをすることになった。
そこで、サドルポストも壊れているし、二人分の荷物を一人で持つためにシュラフカバーに荷物を二人分詰め込んで「風呂敷ななめ掛け」巨大バック状態にして自転車で走っていくことに。（でかいカバンないからさぁ…。）
こんな感じ。
どこの泥棒！！！（笑）
江戸時代の旅行者ｗｗｗ
母を訪ねて三千里のマルコを思い出すというか、忍者スタイル。
まぁそんな感じで、太っちょ女が丸々した、ドロボウ風呂敷もどきを、ウリウリ揺らしながら走っていくが…
とんでもない雨量と強風！！！
な、な、な、なんなんだ！！！！
この自転車旅行のラスボスはここ、はじまりの地・オークランドにいたのか！！！
この気がユルユルに、ゆるみ切った所に襲い掛かってくるのか！！！
ラスボスはカーチャンだった！そんなノリ。
それも、そのはず！
Past Weather in Auckland, New Zealand — January 2018
風速時速37ｋｍ～47ｋｍ！！！！
ちょー強いやん！軽く台風やん！！
ってか嵐やん！
嵐～嵐～フォー・ドリ～～～ム ♪（嵐は松潤が一番好きです）
しかも海岸線を走っていくのでモロに風を受ける！
一生懸命漕ぐが、全然スピードでぇへん。
しまいにはあまりにも風が強くてよろけて立ち止まる始末（根性なしの脚力）
ピンチ。
この旅行で一番大変だったのは、間違いなくここだった！
カッパを羽織ってもびしょびしょだ！
びしょぬれになりながら走っていくと警察が橋を封鎖しかけていた。
滑り込みで橋を通過！
シショーは大丈夫なのか！と思いつつ宿屋へダッシュ。
途中、車にのったGuyに「大丈夫か！乗せてってやるぞ！！！」と言われたが、
大雨の中「ノーサンキューーー！」と叫ぶ。
どんだけ雨が降ろうが！風が吹こうが！
あの宿屋までが！
このニュージーランド 最北の地・レインガ岬旅行の終着点なんだぁぁ！！
と、必死に漕いで…
22：00 宿屋にゴール！！！
チャイムを鳴らすと、オーナーが出てきて大層びっくりした様子だった（笑）
この嵐の中、全身濡れネズミになりながら、髪の毛ぐしゃぐしゃで薄ら笑顔を浮かべつつ「我回来了（ただいま）」と佇む女がいたからだ。
オーナーに「もう来ないかと思ったよ」と言われつつ、大量のタオルを持ってきてくれた。
こうして、無事「ニュージーランド・レインガ岬への自転車旅行」は幕を閉じた…。
追記：この後、シショーも無事帰ってきた。
まとめ 今回の自転車旅行を通じて感じたこと
- 羊を見たければ、Far north area へ行け
- ワイポウアの森林エリアを自転車で走るのは気持ちいい！
- アップダウン多すぎ！
の三点でした！
ひとまず自転車旅行は終わったが続く！
それでは、miyukix(@miyukix_jp)でした！
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