目次
ただのサラリーマンでビビりヘタレ女ですが、中国の黄河源流へ自転車・マウンテンバイクで行きたいな~と思って色々調べてました。メモ代わりに自分自身の備忘録的にここに書き散らかします。(イヤ、行ってから書けよ…。)
※2019年8月に黄河の源流を自転車で行こうとして、名古屋→上海→西寧へ移動したんだけど、上海でトランジット中に台風で飛行機が欠航!次のフライトが4日後で計画破綻してして諦めたよ!(T T)上海に5日間閉じ込められた!!!わろす!また機会みてリベンジだぁ~。
なお、この記事とも関係のある「海外自転車輪行」を最安・最軽量の100均レジャーシートで行ったときの装備・ノウハウはこちら
ご興味のある方はどうぞ~!
黄河源流の景色
こんな風景が広がっているらしい(google earthより)
うはー!!!スーテーキー!
北海道もびっくり!緑と直線コースと大きな湖!
ヤク(?なのか)と人!
へーいーわーすーぎーる~~~♪
ゆ~め~がひろがる~~~♪
まさに・・・
ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルドの世界やんけ・・・!
こ・・・こりは!
行くしかない!
エポナという名の自転車に乗って!
えーっと、どれどれ、どこらへんにあるんだ?えーっと…
えっ??距離 片道800km!?も…無問題っ!
は??標高4600m!!??もっ…もっ…無問題ィっ!(言っちゃったぁ・・)
黄河の源流&星宿海はどこらへんにある?
こんなかんじの地図になる。中国・青海省 西寧(シーニン)の西にある。
距離
西寧の空港(西寧曹家堡機場 (XNN))~花石峡~玛多(マトゥ)~麻多卿~星宿海~黄河源流
- 西寧(シーニン)~瑪多(マトゥ)まで 500km
この西寧~瑪多まではシルクロードの南ルート「唐蕃古道(とうばんこどう)」と呼ばれる道。
※マトゥは最後に食料を買い込むことができそうな町
マトゥの町の様子は百度(バイドゥ)のgoogle mapもどき、ストリートビューもどきでみることができる。 - 瑪多~麻多卿まで 200km
※麻多卿・・・黄河源流近くの最後の集落らしい。ここまで行ったら大したもんだ。 - 麻多卿~黄河源流 ???60km???
google earthで目を皿のようにして歩けそうな道や川を計測(本当便利な世の中)していったら、60kmとなった。本当か・・・?うーん。ひじょーに、あやしぃ・・・。ひとまず100kmは見といたほうがいいかも。
というわけで、西寧の空港~黄河源流までは往復1600kmくらいの道のり。
毎日100km走って16日コース…。
また途中アムネマチン山脈も超えていく。
アムネマチンは崑崙山脈の東部に属している。チベット民族の四大聖地のひとつで、黄河の源流近くにある
会社の休みの都合&中国観光ビザだと15日滞在が限界だから(延長できるらしいけど)
ショートカット案で、行きは西寧から瑪多まで長距離バスで1日で移動。(バスに自転車を乗せれる模様)
それから、瑪多→黄河源流→瑪多→西寧というルートを自転車で走るならなんとか間に合うかも?
帰りは下り坂で楽だし(おい)
という邪道なアイデアも浮かぶが、まあ会社の休み次第か。
瑪多へ行くバスは恐らく玉樹(ジェクンド)行き。西寧~瑪多の先にある都市。
バスは昼便と夜便があるけど昼便の方が景色が見えてさいこー。楽しいバス移動になりそう。
「東チベット旅行倶楽部」さんがとても分かりやすく2017年8月時点の西寧発-東チベット(アムド方面)行きバス情報をまとめていらっしゃいます。すばらしい。他にもチベット方面の情報をのせてらっしゃる。
でもいきなり一日で2200mから4500mまで標高があがる(標高差2000m以上、一日500mが高山病を出さない高度差かも)と高山病にかかるのでダイアモックスは必須。
西寧のバスターミナルは2017年に新しくなった。
瑪多にはバスターミナルがないらしく、道でバスを拾うらしい(!えww)
一本道だから必ず会えるというわけですか。
瑪多の先、玉樹にも空港あり。こっちに抜けるのもあり?
高山病対策の薬、ダイアモックスはどこで手に入る?
2012年ごろ、高所登山(キリマンジャロ)に行く際に、登山用健康診断(?というのか?登山健診?)
を受けさせられた。実施している病院は多くなく、限定的な数しかなかった。(岐阜県だと当時、一件のみだった)
その時に先生がある程度の数のダイアモックスを処方してくれた。
ちなみに登山用健康診断の健診料金は一万円位だった気がする。
ダイアモックス自体は高くなく、500~1000円程度だったような気がする…。(本来、眼科の緑内障の薬)
登山健診でなくとも、眼科に行く用事がある人は「実は、高所に行くのでダイアモックスがほしいんです・・・」と先生に相談すると処方してくれるかもしれない。
間違っても登山ショップに売っている酸素タブレット(食べる酸素系)酸素缶は効果なしなのでやめとくべし。
薬じゃなくて呼吸法で。一時的な対応ではなく長期的な対応でなければだめだお!
そしてダイアモックスも使用耐性が付く。使い続けると効果が弱くなってくる。
ここぞというときに使おう!
高所での呼吸法
とにかく肺に空気をたくさんいれて極力赤血球にO2を取り入れさせる。
息を吸うときは「すぅ~~~~~~~~~~~~~~~~」と、肺にめいっぱい吸う。
息を吐くときは「っは!」と一気に超短時間ではく。1秒未満?
肺の空気の入れ替わる仕組みを理解するとわかりやすいかも
そして、パルスオキシメーターで自分の血中酸素濃度(高山病の進行度)を知ることができる。
こんなの
遠い記憶だと…
平地では大体の人はおおむね血中酸素濃度 98%以上
高所になると
- 血中酸素濃度 95%以上・・・OK!
- 血中酸素濃度 90%以上・・・まずまず。頑張って呼吸しましょう。
- 血中酸素濃度 90%未満・・・高山病になるかも?下界で80%は救急車に搬送されているレベル。呼吸法を習得しよう!
だったような気が…。忘れた。
いずれにしても数値的なもので高山病の進行度を知ることができる。
なんだか頭痛いかも、気持ち悪いかも、という症状(主観的判断)も大事だけど
数字で症状の進行具合を客観的に知るということはとても信頼できる。
高所を歩きながら、パルスオキシメーターで数字を図り自分の呼吸が正しいか、どうしたら血中酸素濃度があがるのか。
自分で体感しながら呼吸法は習得するのがいい。
そしてパルスオキシメーターは指を装置につっこんで計測する。
冬山やグローブをはめる領域に入る前(寒いところなど)までには呼吸法は習得しときたい。
標高
- 西寧~マトゥまで 2150m~4600mまであがる。ざっくり言えば2000mの標高差。
- マトゥ~最後の集落・麻多卿 4600mあたりを穏やかに変化。
時間があるならゆっくり高度順応しながら登って行きたいところ。
高度順応に関して「登山の運動生理学とトレーニング学」に色々書いてある。
2種類の黄河源流
源流には「観光用源流」と「真の源流(という言い方でいいのか?)」がある。
観光源流の場所
黄河源流牛頭碑がある。
緯度 34°54’15.75″N
経度 97°31’51.32″E
玛多マトゥから西へ90km 標高は4300m~4350m付近をフラフラする。
マトゥから自転車なら2日で往復できるか?
観光水源あたりでテントで一泊する予感。
一応、観光水源付近に「擦沢村」っていうのがあるらしいけど、詳細不明。
googleの情報も当てにはできない…。
google map はgoogle ローカルガイド(=googleマップの情報を登録、更新、修正するただの一般ユーザー。情報についての正しさの責任やペナルティはない)で地名登録できるから。
「当てにして行ったら村はありませんでした。」なんてことも十分にありえる。
黄河の真の源流
黄河の真の源流は諸説色々あるが、私はNHK取材班が1985年「大黄河」で源流認定したところへ行こうと思う。
NHKの「大黄河」(1985年作)の作中に、黄河源流の位置は
緯度 35° 1’13”.N
経度 95°59’24″E
(北緯35度1分13秒、東経95度59分24秒)
「7/2到着、シーニン出発、車で2週間 標高4575mの場所にある。」
というナレーションがあった。
ちなみにgoogle map上では
緯度35° 1’16.97″N
経度95°59’17.90″E
と
緯度 35° 1’16.18″N
経度 95°59’25.34″E
に黄河源流の石碑の写真が上げられていた。
マトゥから黄河源流までの道をgoogle earth & google mapで目を皿のようにして眺めていると
(便利な世の中だ…。家で予習ができるという)川を渡渉すればいけそうな感じがする…。
渡渉がかなりありそう。
靴はまあなんでもいいとして、渡渉用にゴアソックスが必要になりそう。
これを履けば、靴がゴアテックス素材じゃなくても、足が濡れないという!
ただゴアソックスは耐久度はそんなに高くない。足ってかなり負荷かかるからなぁー。
なので、ここぞという本番の時だけ使いたいアイテム(お値段がお高いですし…。)
私が登山の時に大体はいてる、ローカット、アプローチ用シューズ・モンベルの
「GORE-TEX ラップランドストライダー Women’s」
も一応ゴアテックスだけどじゃぶじゃぶやってると濡れるんだよねぇ…。
標高4600mで足を濡らすのは得策ではない。(8月といえどみぞれ雪が降る。そんなところ。)
標高が100mあがれば、マイナス0.6度。
ということは、標高が1000mあがればマイナス6度。
西寧(標高 2200m)の8月の気温は最高気温25度 最低気温12度位。
ということは標高4600mあたりは、西寧の気温からマイナス14.4度=最高気温11度 最低気温マイナス2~3度位?
うーん寒そう。そりゃみぞれ降るわな。厳冬期用装備がいいかも。
軽量化はしたいけど、保険の意味も込めてゴアソックスは持って行く。
途中から道があいまいだったりなくなっているからGPSは必須。
私もすでに迷子になりそうポイントをgoogle earthにこんなかんじでマッピング。
この情報をgpsに転送すれば現地で役に立つ。
ネットで検索すると自転車で「真の源流」へ行っている方もいる。
(しかも仕事しながら!wwwwすごすぎる)
その方のブログはこちら。めちゃくちゃ参考になる。
伝説の湖 星宿海の行き方
黄河の真の源流に行く手前に「星宿海」という無数の湖が散らばるエリアがある。
google earthで見るとこんなかんじ。湖いっぱい。すごいキレイー。ロマンチックやー。
中国西部,チンハイ (青海) 省南部にある沼沢地域。ホワン (黄) 河の源流が北方から流入し,東方のキャレン (札陵) 湖に流出する。元代まではホワン河の水源と考えられていた。高所から見おろすと大小無数の池が太陽を反射して輝くことが名称の由来といわれる。池の間や周辺は放牧地となっている。
引用元: シンシウハイ(星宿海)とは
まさに「星を宿す海」
ちなみに星宿海の場所、座標は
緯度 35° 6’35.18″N 経度 96° 0’40.56″E あたりの模様。
気になる方はgoogle earthに座標をいれてみましょー。
ドローンで撮影したいわ。
「星宿海」はなんとアニメにもなっている。
– 2006/5/3:第18回CGアニメコンテスト 入選
– 2006/3/25:第5回東京アニメアワード(東京国際アニメフェア2006) 動画革命東京賞
制作は MARU PRODUCTIONです。
幻想的だ・・。音楽も必見!
黄河源流・星宿海は「らんま1/2」呪泉郷のモデル?!
「らんま1/2」高橋留美子さんが書いた漫画・アニメがある。
小さい頃に毎週見てましたw
その作品に「呪泉郷(じゅせんきょう)」という泉が出てくる。
らんまとお父さんはその泉で修行していて、湖におぼれて、らんまは女に、お父さんはパンダになってしまった呪いの湖があるのですが…漫画を見てみると
あれ?「中国青海省バヤンカラ山脈」ってなってる…。(中国語版ですいません)
「ここには百以上の泉が沸いている。」
ん?これは、まさに・・・。星宿海!?
中国の青海省バヤンカラ山脈の拳精山(けんせいざん、チユアンチンシャン)にあるとされる。大小100以上の泉が湧いており、いくつかの泉には修行用の長い竹が立ててある。ひとつひとつの泉には悲劇的伝説があり、泉で溺れると、最初にその泉で溺れた者の姿となる。
引用元: 呪泉郷
乱馬達が修行していた青海省バヤンカラ山脈は黄河の水源地である。
これは、らんま好きなら、ここまで聖地巡礼してこそ、真のらんまファン!
私も美女の泉に身を沈めてくるわ…。
黄河源流のベストシーズン
5月から10月にかけてが青海省のベストシーズン。
雨季は6月~9月、乾季は10月~5月が目安。
雨季とはいっても雨が1日中降り続くことはなく、通り雨が降っては止んで曇りが続き、時折晴れ間がある。
5月の半ばになると、草原は青々と茂り、たくさんの渡り鳥が青海湖にやって来る。
青海省は春が遅く、7月になると湖畔に菜の花が咲く。
旅行するなら春か秋がおすすめ。
青海湖
なお黄河からはちょっと外れるが「青海湖」という湖がある。標高3000m。
「染谷翔の自転車世界一周ワロスw」で有名な染谷翔さんが休暇を利用して2016年10月に自転車で走ってらっしゃった模様。
ブログでもわかりやすく紹介されているが、
染谷さんが発行した同人誌「自転世界録 中国・青海湖編」に色々書かれている。
町の様子、自転車からの風景、輪行の仕方、装備、最小限の必要中国語などなど…。
青海省はマニアックなのか、地球の歩き方にもネットにも、情報が少ない。非常にありがたい一冊。
ここら辺を自転車で行く人は一読の価値あり
GPSは必須
こんな道なき道状態の場所へ行くので、GPSは必須。
おすすめ
ガーミン社 Garmin eTrex Vista HCx
既に廃盤になっている10年以上前のモデルなのですが、一番使いやすいモデル。
でも廃盤モデルでめちゃ高くなっている。まれにヤフオクやメルカリ、ネットショップで安く手に入ることもあるが、あまり見かけない…。1万円以内で手に入れば素晴らしい。
現行モデル Garmin eTrex 30(英語版 3万円位)を当初使用していたのですが
キーの場所が左上から右上に変わってしまった…。
この仕様が個人的には結構気に食わなくて。
冬山登山もやるのですが、気が付くと、左手にGPS、右手にピッケルを持っていることが多い私。
※ピッケルはシーンによって持ち替えるんですけどね。
そうすると現行モデル eTrex30はキーが右上なので、
キーを操作しようとすると、冬山登山グローブによって画面が隠れてしまう!
画面見えないから操作できねえっ…!otz
それでわざわざ持ち替えなおす私。めんどくさい。
それに最近はタッチパネル式のGPSも出てきてますが、冬山やグローブしているような環境だと
パッチパネルは扱えない(T T)スマホなんぞ論外。
性能もそんなに変わらないので e trex vista hcxを使っています。
使い方はこのサイトがものすっごく親切に教えてくれる。すごい。
もう本物のマニュアル顔負けで説明してある。頭があがらない。
電池は太陽電池で充電。
これがおすすめ。
パワーフィルム PowerFilm 「USB + AA SOLAR CHARGER」(ソーラー・チャージャー)
米軍で採用されている米国PowerFilm社製造のコンパクトなソーラー・バッテリー・チャージャー。
なぜこれがおすすめかというと、超軽い!
140g!そしてコンパクト!
モンベルで売ってるソーラーパネルや、安いソーラーパネルはは重いっ!
下手すると1kgもあったりする。水1リットル入れれるやん。
こうやってザックの後ろにカラビナでひっかけてやれば日中、蓄電可能。
カラビナは100均のカラビナでいいし、お金に余裕があればモンベルの小さい軽いカラビナを買えばいい。
試しに使ったらいい感じ。単三型充電池2本を約5時間でフル充電できる。
モデルは
「USB出力つき&充電2個」
「USB出力なし&充電4個&充電早い」
の二つ。
もちろん全ての電気系統の電池のサイズはそろえたいところ。
ヘッドランプ、自転車のランプ、GPS、カメラなどなど…。
単4を単3電池に変換するアダプターもあるけど。
私は単3にそろえている。
治安
最大の懸念がこれ!頭を悩ましている。
最近になってチベットの治安情報を直接、人から聞いたりして集めているけど、
チベットの人は「やばい」とは聞いている。(T○T)
「ヤバいってなんだ!」
最近の女子高生みたく、やばいって意味がいっぱいありすぎてわからん!
しかし、別々の場所で2人から治安の話を聞いたけど二人ともが
「やばい」
と口をそろえていった…。えぇぇ…。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
あんまり先入観とか持つの好きじゃないんだけど、どーゆうことよー。
中国人の女の子(30歳、中国東南方面出身)は
「中国の公安はチベット人には手出しができない。注意をすることはできるけど、逮捕できない。だから悪いことができる。」
「私が上海を歩いていたら、チベット人の子供(頭に何か巻物をしていたらしい。赤い巻物ならカム族?)が背後にピタとついて、背中になにかを突き付けて
『お金ください』といってきた。お金あげれないといっても通じず、後ろを振り返ったら大人の男の人が走って出てきたので恐ろしくなって怖くなって走って逃げた」
「中国人はむしろシャイ。自分から話しかけるのが苦手。だけどその人に興味があるので近くをうろうろwする」
とある人には
「チベットで、テントを張った。そしたら張った後にあやしい男が二人来て、テントの中を覗き込んで
『これをなんで俺にくれないんだ』とか言い始めた。
すでに薄暗かったが、中国語がある程度通じたので、色々ごまかして会話してそのうち向こうがどっかいった。
でも、すぐにもどってくるかもしれないので急いでテントをたたんで暗闇の道路をライトもつけずに走って逃げた」
「昔のチベットの本を読むと、みんな盗賊だと思った方がいい。東チベットでは旅人を毒殺する習慣もある。」
えぇーー。こえぇぇーんですけどー!(T T)
テントを張る場所もかなり考えなければ…。
実際のところどうなんでしょうかねぇ…。情報求む。
テントを張る場所&野人対策
(アフリカ・エチオピア ラスダシャン峰ふもとのBCキャンプの写真)
できるだけ人に見えない所に張るのが基本だけど、チベットみたいな大草原では
平らで人目から隠れる場所はない場合が多い。
それでも道路から離れてわかりにくい所を選ぶ。
しばらく待って誰も来ないことを確認する。
テントを張ってしまうと逃げれないから。
出来れば暗くなってからテントを張りたいもの。
テントを張ってもあまりライトは使わない。
最小限の使用にとどめる。
そこに人がいることを気づかれないようにするため。
テントを張るところを明るいうちに決めてもすぐには張らない。
動物対策
狼が出没する可能性がある。しかし狼は人を襲わない。
むしろ超大型犬「チベタン・マスティフ」の方がケンカを売ってくる。
じゅーぶん怖いわ。
仕事しながら黄河に行った人は、護衛用に電気スタンガンを持って行ったみたいだが…
参考資料
参考動画
-
- NHK取材班の大黄河シリーズ第一巻「遥かなる河源に立つ」
http://www.dailymotion.com/video/x1yuxki
1985年NHKのものは非常に古いが、わかりやすい。
西寧から唐蕃古道(とうばんこどう)を通って黄河源流を目指していた。
このとき取材班が建てた源流碑を私は目指すつもり。 - NHK BS3 2015.02.13 中国 黄河源流への旅「銀川から天空の畑へ」
- NHK BS3 2015.02.19 中国 黄河源流への旅「大草原から花湖へ」
- NHK BS3 2015.02.26中国 黄河源流への旅「伝説の地 星宿海へ」
2015年NHK BS「伝説の地 星宿海へ」は、1985年の大黄河とは違うルートで黄河源流へ行っていた。
堤真一がナレーション。しぶい。
ちなみに2015年制作のものは今のところ、公式から配信されているものはなさげ。
頑張って探せば動画サイトに上がってたりするがいつ消されるかわからない
- NHK取材班の大黄河シリーズ第一巻「遥かなる河源に立つ」
大黄河 悠久の旅 緒方拳 & 宗次郎 2010年
amazonプライム会員なら無料できけるよ!
緒方拳のしっぶ~~いナレーション付きwオカリナのメロディは昔きいたぜ!
ザ・プレミアム「星の生まれる海へ~中国・黄河源流への旅~」(前編)2018年4月23日(月) 午後3時00分(90分)再放送
ザ・プレミアム「星の生まれる海へ~中国・黄河源流への旅~」(後編)2018年4月24日(火) 午後3時30分(60分)
参考サイト
- 中国釣り情報局 未知なる釣り場を求めて
魚釣りのサイト。黄河に最寄り駅の空港がある町、西寧~黄河源流までの様子が書かれている。
かなり具体的。しかし…「治安悪く、一人では危険」かぁ…。他にもメコン川源流、長江、玉液湖、についてなどなど。
でも、メコン川源流は
「注意 熊・虎・彪・野人」
「道路は未舗装の悪路、最後は道無し、治安悪く、山賊危険大、超人・探検家・登山家向け」
って…。どんだけムリゲーなんだ!おそろしあー! - 迷ったところで・・・地球の上
黄河源流へ行った人のブログ。出発地点から一通り読むとかなり参考になる。
犬に追いかけまわされたとか。狼対策に電気スタンガン持ってったなど
しかも仕事しながら(!?)黄河の源流、シルクロード、青海湖など走った模様。
すごすぎる。 - 古稀背包客放浪記
西寧~マトゥまでの長距離バスの様子。
参考書籍
自転世界録 中国・青海湖編 染谷翔/著 2017年
NATIONAL GEOGRAPHIC 2017年7月号 268号の一部に
「傷だらけの黄河」というのあり。
NHK大黄河(第1巻) 遙かなる河源に立つ 井上 靖/著 1986年
西域探検紀行全集〈第2〉黄河源流からロプ湖へ プルジェワルスキー 著 1975年
NHKシルクロード・大黄河・海のシルクロード 写真集 NHK取材班/編 1997年
崑崙の玉 井上靖 1986年
ルポ黄河源流行 江本 嘉伸/著 1986年
1980年代のものが多い。古い…。
全然読めてないけど!他にもまだまだいっぱいあり。時間がある時に調べるかなー。
まとめ
どうせ行くならシルクロードも走りたいなぁ…。
中国青海省は事実上、チベットである。
中国とチベットは、政治的な話、歴史的な話が色々ある。勉強しなければ。
そして黄河源流は、中国とチベットの混在する場所。
穏便に行かなそうな予感がめっちゃする・・・。
でも、私はそれでも行こうと思う。
だめだったらダメでいい。途中で引き返して来ればいい。
でも、まずは怖くても、一歩を踏み出さなければ何も始まらない。
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最近BSで星宿海へ空撮していく番組を見ました。
数年前にも同じ様な(同じだったのか?)を見たことがあって、
それも同じ様な景色だったけど場所はラサの西だと思ってたので
行ってみたいけどあっちは無理だなぁと思って忘れていました。
今回見て、チベット圏だけど青海の星宿海だったのかも?と思い返しました。
足跡ついでに道しるべになるか分かりませんが
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1576401566008957461&wfr=spider&for=pc
目前三江源国家公园黄河源园区内的19个行政村共设置公益性生态管护员1670名,其中建档立卡贫困户845户。意外と住んでる人が多そうです。
http://qhzbtb.qhwszwdt.gov.cn/qhweb/InfoDetail/?InfoID=b50f8bee-efb2-4135-9b7a-bf7597bda9e4&CategoryNum=005001002
資金不足で综合服务中心及广场建设は滞っている様です。街はあるのか?
http://travel.qunar.com/youji/6483507
河口から巡る黄河の旅です。無理でしょう。(笑)
http://travel.qunar.com/p-pl5521991
本当に行かれるならこの看板を目にすることでしょう!
https://lvyou.baidu.com/pictravel/ae1c1b1f963e0e2fac3057dd#day-fd3870371a320a375f0399aa
最新の情報はなかなか見つからないです。
多分、観光向けの碑があるあたりまでは道路がビシッと出来てる気がします。
入境料は80元という話もあるのでゲートで自転車が止められないか心配ですね。
野人も怖いですが、人が居なさすぎるのも怖いです。
野生動物の保護地区らしいので、色々出ると思います。
単独で行かれるなら若干心配です…。
JNZさん
コメント&色々参考になるリンク本当にありがとうございます!
コメントを頂けると「書いてよかったなぁ~」と記事制作の励みになります。
中国語も現在勉強中ですが、俄然中国語勉強してちょっとでも分かるようにしておかねばと思いました!単独は…仲間募集中です(笑)
しかしこういう僻地に行きたいという人がなかなかいないのですよねぇ。(--;)
野人も怖いですが人がいないのも怖いですよねぇ…。
来年の夏あたりに行きたいと考えていますが…(とは言っても予定は未定…。)
行くまでになんとかしなければです
それではありがとうございました!(^〇^)
参考になれば幸いです。
ネットを漁れば膨大な情報に行き当たる現代で、こういうよく分からない所は徐々に減りつつありますね。
自分と同じ様に夜な夜なgoogle Earthを見てあれこれ妄想してる人が
居る事が嬉しかったです。(笑)
てっきり呪泉郷は四川が舞台で、黄龍あたりがモデルなのかと思っていました。
九寨溝に行ったことがありますが、それも街を抜けた所にばかでかい人口ダムがあって
それをちょっと見たくなったのも一因でした。
九寨溝は観光客が多すぎるので、三江源みたいに自然を感じられる所の方が良いですね。
ただ、街からの距離が想像よりずっとあるので自転車で行こうとは思えません…。(汗
北海道も行きましたが、それも舗装路をバイクでだからであって
チャリダーが山を登ってるのを見てると頭が上がらない思いでした。
一度だけ、乗鞍スカイラインをMTBで登ったことがありますが
日帰りでなんとかはなりそうと言う想像が着いたからチャレンジしたんですけど。
到達する達成感は理解出来るものの、あれを常にとはなかなかどうして、、、。
色々見てたら2012年にオーストラリア人が2人自転車で入って、後日無事に発見された
なんてのもありました。チャリダーはやっぱ凄いですね。
麓の街までは高速が出来てるし、街も再開発の真っ最中な感じです。
多分、外国人が泊まれる宿もあるでしょう。山奥の街は人口1万とか3万とか言うので、結構な規模ですね。
http://www.qhfgw.gov.cn/gzdt/tpxw/201401/t20140113_567779.shtml
下の方に野生動物の写真があるんですが、おっ?えっ?密猟も多かったらしいです。
http://www.qhepb.gov.cn/flfg/dffg/201709/t20170915_406191.html
これが最新の情報かなと思うんですが、保護する為の法律が施行されました。
罰則ルールは厳格に運用するのと、三江源は安全保障上も重要なので
外国人が入れなくなっててもおかしくないです。テロリスト扱いするにはもっていこいでしょうし。
迷彩服を着た保護官がたくさん居る(地元住民)ので、変な所でキャンプすると拘束される可能性も?
その辺のルールに付いてちょっとだけ、青海の人と知り合えたら聞いてみますね。
ただ、青海の人でも調べて貰わないと知らないと思います。
ちなみに、上記の動画を見たら、以前に僕が見たものと同じでした。
湖からタンクに水を入れるときに生き物を入れない様にするって配慮が印象に残ってました。
ちなみに、この女性が話してるのは中国語では無いですね。
余程の年寄り以外は中国語も喋ると思いますけど。勉強すれば筆談は出来るので何とかなりますよ。スマホがあれば。
(抜け駆けして現地レポートをしてあげようか、なんて一瞬考えたんですが、夏でも雪が降る事も有る、冬なら氷点下と言う事で無理すぎw)
漢族の人と話してて気がついたんですが、彼らはチベットやウイグル人から恨まれてることを理解してるので
その土地に行くのは怖いみたいです。
日本人は漢族の中には溶け込めますが、西に行くとどう見ても異民族なので
聞かれたら日本人だと言った方がまだ印象は良いかも知れません。
ただ、体格が違ってバスケの選手みたいにでかい(ごつい)人が多いので野人に見えるかも知れません。
みんなが僧の様に良い人では無いので、女性一人で行くなら身の危険はゼロでは無くて
女性二人なら獲物が増えただけと思います。w
各地に行かれてるので価値観とか道徳心の違いは理解されてるでしょう。
南米の様に銃が出てくる、ことはまず無いと思います。超レアです。(でも猟銃はあるかも…?)
ただ、各種刃物は揃ってますからね…という感じです。
私も星宿海目指しました。一気に夜行バスで行ってしまって、高山病になりました。夜行バス、あるいは昼寝してバスもあきまへん。
コメントありがとうございます (^^)記事、拝見させていただきました。とても貴重な情報&おもしろかったです。
やはり高山病は大変ですね…。
昼寝しならが高度を一気に上げると高山病にかかるリスクはあがりますからね…。(睡眠時は呼吸が浅くなるため)
バス、飛行機などでいきなり高度が高い所に行く場合は、深呼吸しながら行くと高山病にかかりにくくなりますよ。
※飛行機の場合は着陸20~30分前から深呼吸しとくといいですよ。
https://www.jal.co.jp/jalpri/equipment/environment.html
(JAL機内の気圧と気圧の変化 参照)
・瑪多 ~西寧( 500km )をトラックをヒッチハイクして150元(2500円)
・瑪多 ~オーリン湖、ザーリン湖周辺までだと タクシーで1000元(17000円) とのこと。
他にも青海湖などにも行かれていて非常に参考になりましたm( _ _ )m
またステキな旅に行かれましたら教えてくださいませ~
おぢさん、青海まで何しに行ったんだ!?
と思うくらい、高山病はキツいんでしょうね。
西宁から玛多に行くバスは、西宁の南川西路客运站から出てますよ。
AM8:00発です。144元。
帰りのバスは検索で出ないので、ワカラナイでアル。(そう言う場合は、適正価格でヒッチハイクがまず探せるでしょう)
中国元は空港のATMで高確率でゲットできます。
銀行で両替するのも時間掛かるし、キャッシングの術を覚える方が便利だと思います。
中国銀行、工商銀行、農業銀行あたりで成功してます。
空港には有名な奴があるので窓口がやってなくても使えるATMを使う事をお勧めしたい。
僕は九寨溝では高山病にならなかったけど、あまり高地には行きたくないのである。
>>JNZさん
ご返信遅くなりましてすいません。
また前回に引き続き、非常に詳細なコメントありがとうございます(^^)
大変勉強になりました。
黄河源流までの道は中々色々ありそうですね(笑)
東チベット辺りは普通に人を切って捨ててるそうで(ヒィ!)
自衛方法をしっかり検討しなければいけないなーと思っております。
まあまずは相手に存在を築かれないようにスネーク状態で移動することを習得しなければです。
ドローンで星宿海を撮影できたらな~とも思ってるのですが(NHKがすでに撮影してますが…^^;)中国で、そんな怪しい飛行物体を飛ばしたらすっごく文句言われそうだなーと思いつつ、最近ドローンの練習をポツポツやってたりしてます(えw)とはいっても、高級ドローンでも過酷な環境に耐えれるのか謎です。(まず電池が20度以上じゃないと起動しないので、寒い所では常に人肌で温めておくという!)携帯性・重量もかなり考えなければです。
いずれにしろ行けるのはまだまだ先かのぉ~。
ただ、聞いた噂だと近年、星宿海が、やや干上がってるそうです(--;)
自然環境は常に変化しているので、星宿海が見たいなら早めに行ったほうがいいかも。
過大な期待はせずに、ロマン半分、現実半分を胸に抱いて現地へ行けたらと思います。