【旅行2日目】4/28(土)昆明~香格里拉~徳欽~飛来寺(飛来寺・泊)
==2018年GW、女ぼっちで梅里雪山を巡る旅 シリーズ一覧==
(序章)事前準備&情報まとめ
(1)名古屋ー上海ー昆明長水空港まで飛行機
(2)昆明ー香格里拉空港ー徳欽ー飛来寺まで長距離バス
(3)飛来寺ー西当-雨崩までトレッキング
(4)本当のシャングリラは中国・香格里拉ではなく徳欽&雨崩?!名作「失われた地平線」のシャングリラの場所を考察する。
(5)雨崩~神瀑を往復トレッキング
(6)香格里拉~徳欽まで自転車で走ったら最高かも説wwwww
(おまけ1)イッテQにも出た!中国・麗江でトンパ文字のハンコ・印鑑を作ってきた!東巴文字!
(おまけ2)中国・大理で絶対行きたい!おススメの店&宿&食べ物&おみやげ11選!雲南省!
=======
※情報は2018年05月。一人民元=17.38円で計算する。
今日の目的
4000mの峠を超えて、梅里雪山の展望地・飛来寺まで行くこと!
次の日、梅里雪山の早朝の朝焼けを飛来寺から見る!そのために飛来寺で宿泊するのだ!(予約なしw)
目次
こんにちわ。miyukix(@miyukix_jp)です。
この記事の続きです~。
昆明~香格里拉で使った飛行機は「ラッキーエア!」
中国名は「雲南祥鵬航空」
http://www.luckyair.net/
昆明~香格里拉空港へは、中国東方航空か、ラッキーエアからフライトが出ていた。
中国東方航空 12000円
ラッキーエア 8000円(もっと安い6000円とかもあった)
ラッキーエア非常に安い!
中国東方航空は、早朝は、スカイチームのラウンジが開いていない。
ラッキーエアは、朝5:30~プライオリティパスのラウンジ利用可能。
なのでラッキーエアで行くことにした。安さ一択!
スカイスキャナーか、ラッキーエア公式サイトでチケットを購入することができる
昆明(KMG)ーデチュン(DIG)で検索。
ラッキーエアの公式サイトは中国語のみ。英語非対応。
日本にいる間にgoogle翻訳して読むとよい。
ラッキーエアの積載重量に関して
公式サイトでよく読むとわかるが、個数制限なし。
積載重量は値段で変わる。
ラッキーエア公式サイトの購入画面
优惠经济舱(エコノミー)=390元=6630円
20KG托运行李(20kg預け荷物可能)=470元=7990円
=スカイスキャナで売られているチケットと同じ値段
スカイスキャナで購入すると多分自動的に20kgまで預けれると思われる。
まぁ20kg1360円で運んでくれるなら、中国東方航空よりも安いでしょう。
ちなみに公式サイトによると、さらに追加料金を払えば荷物を乗せれる模様。
(値段もまぁそんなもんだわね。ってかんじだった。ただ1回のみ追加できるもよう。)
とりあえず、この時は自転車も持っていくつもりだったのでとりあえず20㎏追加のコースで行った。
中国語ができない人はスカイスキャナーの方が簡単&楽ちん。
ラッキーエア・チェックイン時に荷物を預け忘れる
チェックインし終わったあとに預け荷物(ザック)を預けること忘れていた事に気がついた!(バカすぎる)
チェックインカウンターにすぐさま申し出るも、無情にも「不行(だめ)」と。
荷物の重さは7kg。飛行機の中に持ち込める荷物は5kg。
ああああーーーせっかく20㎏分の金払ったのにぃぃーーー!
ちくしょーーーーぉぉぉぉ!!!!
ということで
私は、ザックに入っている衣類、くつ、かさばりそうな物を全てを着込んでやった!
植村直己さんもこうやって重量超過を避けたっていうし。
それに搭乗する時に、止められるのは明らかに大きな荷物を持っている人だ。
とにかく、かさを減らしたろ!!!
と思いっきりコンパクトにしてやった。
そしたら案の定、特にお咎めもなく搭乗できた。
つまり、私ほどの荷物の量なら、
もっと安い「优惠经济舱(エコノミー)=390元=6630円」チケットで行けたってことかぁ。
まぁいい勉強になった。
Lucky Air(祥鹏航空)の乗り心地・レビュー
全くもって問題ない。ネットのレビューでは「トイレが臭い」とか書かれていたが、特に問題もない。
機材もボロイという印象もない。むしろ新しいくらいだ。(天井に優しいLED出てる位だし)
昆明~香格里拉の1時間のフライトならこれで十分でしょう。
コーラは5元=85円。まぁこんなところでしょう。
ラッキーエアの口コミはこちらにもあります~
座席は窓側をとろう!
フライトは窓側と取ろう!LCCだけど座席指定料は無料!
どちらかというと右側かな。
麗江付近で玉龍雪山の真上、虎跳峡の上を通ることが多い
でも気流の関係で必ずそこを通るわけでないみたいだけど。
せっかくだから、窓の外の景色を楽しもう!
迪庆香格里拉空港(DIG)に着陸するときは高山病に気を付けろ!
シャングリラ着陸の20分前になったら、深呼吸を始めよう!
機内の気圧が一気に下がる。
20分で富士山に一気に登るようなもの。
昆明1800mから、香格里拉3200mで標高差1400mになる。
一日の標高差は500mまで。(一時的に1000mまで標高差稼ぐときもあるけど)
高山病のリスク大。
深呼吸の仕方はこちらに!
気圧が一気に下がると、体に異変を感じる。
私は顔の皮膚がピシピシいった感じがした。多分からだが膨張しているのだろう。
横に座っていた男の子も、離陸時や飛行中は、キャッキャいって楽しんでいたが
離陸直前になったらゲロゲロ2回嘔吐していた。
まぁそういう意味もあって、飛行機の中で寝ない方が良い(寝ると呼吸が浅くなり、より高山病にかかりやすくなる)
高山病は最初でうまく対処できれば、後は問題ない。
ちなみにうまく対処できず高山病になった場合はダイアモックスを飲もう。
とにかく酸素を肺に取り込もう。
ちなみに余談だと、似たように標高差がある空港は南米ボリビアのエル・アルト空港(ウユニ塩湖行く時に使う)
こちらは標高4000m。当然国際線で飛んでいくのでこちらの空港も高山病のリスク大。
ここの空港は降り立った時、さすがの私も半日食欲がおきなかった。
迪庆香格里拉空港(DIG)に到着!
空港野宿はできそうにない。
本当は昆明空港で野宿することもなく、深夜、香格里拉空港に到着することも可能だったが
やはり昆明空港で野宿して正解だった。(野宿じゃなくても昆明空港近くのホテルに泊まればいいと思うよ!)
これだと野宿もできない、空港は町からすごく離れている、治安は心配っていうのがある。
荷物もすでに出ていて、速攻空港の外に出れた。
空港の外に出ると、客待ちのタクシー運転手がたくさん。
「私想去香格里拉汽车客运站」(私はシャングリラバスターミナルへ行きたい)
と一人の運転手に話しかけると「40元(680円)」と言ってきた。
いやいや!相場では香格里拉の町まで15元(255円)ってネットみたぞ!
なので、「高い!もっと下げろ!」といったら「35元(595円)」ぐぬぬぬぬ・・・
そしたら「30元でいいよ」という運転手が現れた。「25元!」っていったら「あかん!」っていうから
うーん相場よりも高いけどまぁいいや!ってことでタクシーに乗った。
シャングリラ空港~シャングリラバスターミナルまで、タクシー30元(510円)。
まぁバスターミナル、シャングリラの中心地からめっちゃ遠いしね!
シャングリラの長距離バスターミナル(香格里拉汽车客运站)に来た。
時間は8:50。
バスの切符売り場で徳欽行のバスを買う。
英語も中国語もできないので、ノートに「徳欽 一个人」と書く。
9:20のバスのチケットが買えた。58元(986円)
レシートっぽいので、うっかり捨てそう…。
出発の10分前になると乗り場に行けるので、それまでおとなしく待つ。
(それより早くは乗り場に行けない。行こうとして、めっちゃ怒られたわ・・・。)
荷物もたくさん入れれるタイプだ。嫌な顔されるかもだけど、これなら自転車も運べるだろう。
(ただ他の皆さんも、荷物多いけどね・・・)
バスは香格里拉→徳欽は左側に座ろう。
白茫雪山(5429m)や、きれいな景色がみれるぞ!(私はうっかり右側にすわってしまった!大バカや!)
座席指定されているが、あってないようなモノだった。
横に座った高校生位の好青年がなにか話しかけてきた。
「どこに行くんだ」的なこと言うから「飛来寺」と答えた。
彼の名前は「黄陀名」、彼は「芒康」(マルカム?)に行くそうだ。
数珠を大事そうに持っている。チベット仏教の人だろうか。巡礼かな?
道中、彼と話した。彼は「おやつ、食え!食え!」とめっちゃおススメしてきてくれた!
シェイシェイ!
感謝を態度に示すため、めっちゃぼりぼり食う。代わりに日本のお菓子をあげる。
バスはどんどん標高を上げていく。
香格里拉~徳欽の間は景色がきれいだと聞いていたが、案外はげ山が多いような…。
でも確かに標高4000mを走っているだけあって、高度感&開放感はある。
超大きい山がドッシーーーーーーンって座ってる感じがある。
重厚感はんぱない。
これは確かに日本では味わえない迫力だろう。
ここを自転車で走るのは楽しそうだ。
しかし、この登りは・・・・自転車だと現実的じゃあないぞ!
と思って自分のGPSの高度履歴見たら
香格里拉バスターミナル→徳欽バスターミナルの高度変化
3500m→2000m→4000m→3500m!!
ファーーーーーwwwwww
明石家さんまみたいな笑い方しちゃうわwwwww
Google map上では、こう!!!16000mアップダウン!!
16000mって!!!wwwwwwwアコンカグア2.5セットwwww!
(でもこのgoogle mapの高度表示の見方イマイチよくわらかん。)
いやこれ自転車だと大変だわ!!
せめて、行きはバスで徳欽まで行って、帰りは自転車で徳欽→香格里拉はありかもしれんが・・・・。
それでも1500mアップがあるなぁ…。ふっふっふ・・・。
まぁドMなチャレンジャーな方。ぜひ行ってみて下さい!!
ちなみにこのバスのルートも高山病リスク「大」ルート(平地から着陸してすぐ標高差2000mあり)なので、深呼吸&居眠りしないようにね!
初めてのニーハオトイレ
2時間ほど走ると、バスがトイレ休憩になった。
中国製バスは水冷ブレーキのため、山岳地でしばしば水を補給しなければならない。
その間、客は待たされる。まぁ15分程度だけど。それがトイレ休憩になる。
運転手は何時まで休憩と明言することはないけど、大体10~15分。
なんとなく、みんな集まって、再び出発する。
とりあえずトイレに入る。トイレ、一回1元。
これか~~~~!!これが噂に聞いたニーハオトイレか!!!!
思わずうれしくなる。
とりあえずワクワクしながら入る。
案の定、う〇こモリモリとかあるぜ!ふっふっふ!
まぁ気にすることもなく、用を足す。荷物は絶対に落とせないぜ!
中国のトイレは、大体トイレットペーパーは置いてないので、持参する。
休憩も終わりのころ、バスの行先をよく見ると、
なんと「徳欽」ではなく「飛来寺」とかいてある!
なんと!!!!飛来寺!!直行便!
やったーー!\(^〇^)/
本当は徳欽で一度降ろされて、そこから乗合タクシーで行くのかと思ってた。
バスの運転手に「飛来寺まで行きたいけど、私、徳欽までしかない」
っていったら「そのまま乗ってろ」と言われた。
徳欽~飛来寺まではバスで5元だ。
バスはトンネルを何個も通過する。しかも長い。
5本位トンネルはあっただろうか。中、真っ暗。
これ自転車で走ると危ないだろうなー。絶対に轢かれるパターン。 横に高い道があるけど、でこぼこで、これはタイヤが取られる。うーん。
悩むところだね。自転車だったらトンネルを通らない迂回路を走る方が安全か?(あるのか?w)
13:00 バスは無事に徳欽のバスターミナルに着いた。(徳欽客運站)
4時間程度で香格里拉~徳欽は来れた。
ほとんどの乗客が下りた。
アウトドアっぽい恰好をした乗客ばかりが残っていたので
私「你去哪里?」(あなたはどこに行く?)
客「飛来寺」(フェイライス)
行先は一緒だ。
運転手が「14:00までにここに帰ってこい」という。
- 徳欽バスターミナル発、飛来寺まで一人5元。
- 朝8:40 飛来寺→徳欽は無料
飛来寺行バスは
【徳欽・出発】8:30、9:30、10:30、12:30、14:40
【香格里拉・出発】8:20、9:20(私が乗った)、10:30、12:30、14:30
うーん、翻訳怪しい。間違えてたらすまん。
とりあえずバスターミナルの周りをうろつく。
これが徳欽バスターミナル
バスターミナル周辺をうろうろしてたら、国際ATMっぽいの発見!
多分キャッシングできると思うんだけどなぁ…。
14:00。バスターミナルに戻る。
めっちゃ早い!もっと時間かかるかと思ってた。良かった良かった。
とりあえず宿を探そう。予算は20元!(貧乏だからな!)
飛来寺をうろうろしていると
「宿あるよ!100元!」とか普通に呼び込みがいっぱいある。
「100元は高い!」っていうと「じゃあ80元でどうだ!」とかそんな会話が繰り広げられる。
宿を探していると、お兄さんに話しかけられた。
お兄さん「明天、你去哪里?」(明日、あなたはどこに行く?)
私「私想去雨崩」(私は雨崩に行きたい)
お兄さん「乗合タクシーだすよ!一人20元だ!」
お兄さん「電話ある?」
私「ない」
お兄さん「じゃあ明日の朝8:00~8:30、ここにおいで!」
とのこと。
よしよし、これで明日の足は確保できた。
そのままウロウロしていると、アウトドア風なお兄さんが
「30元で宿あるよ!」と教えてくれた。そこに行ってみる。
飛来寺のユースホステル「覚色滇郷国際青年旅舎」レビュー
私が敷地に入っていくとすぐにスタッフが出てきた。
値段を聞くと一晩30元とのこと。
よし!今日はここだ!
ついでに夕食が30元(510円)とのことなのでお願いしておいた。
中の雰囲気はこんな感じ!
ロビー
水(1.5元=25円)や瓶ビール(5元=85円)、食べ物も売っている。
ちなみにお水はここで汲むこともできる。
白湯がほしければ自分で温める。
WIFIもあり。
部屋
電源は各ベットに1つづつあり。電気の取り合いにはならねえ。
日本と同じタイプAが使える。
シャワールームも普通。シャンプーや石鹸はないので持参ね!
お湯は、しばらくの間待たないと出なかった。でも出るから良し!合格!
夕食風景
夕食は他の宿泊者(中国、フランス、ドイツ、私・日本w)&オーナー家族と一緒に鍋!20人くらいいたんじゃないか?
おいしかった!
そこらじゅうで色々会話がなされている!
チャイニーズライスも、みんながモリモリ食っていく!
みんな!よく米たくさん食うな!いいぞ!
多分、バター茶。チベット人に親しまれているお茶。
鼻水の味がするとか色々聞いてたけど、そんなことない。
普通においちぃ。
乾杯して、ちょっと話したと思ったらすぐに干杯!(かんべー 乾杯!)
かんべー!かんべー!かんべー!
とにかく楽しそうである。
しかも私も一杯もらってしまった!
高度順応も、まだしきってなかったから、やや心配だったがせっかくすすめてもらったし。と思い飲んだw
白酒はめっちゃ辛かった!!
他にもbooking.comなら飛来寺地方の予約ができるよ!
飛来寺の街をうろついてたらタルチョ&お寺があった!
せっかくなので街を散策。
なんと!ここからの景色を見るのは有料!!
一人60元!!!誰が入るかぁ~~~!
とりあえず宿屋の前から景色をみる。
うーん、やはり午後は梅里雪山、見えんな。
もっと高いところへ行ってみよう!
そのまま登る詰めていくと
なんとお寺があった!時間が遅かったからかお寺はすでに、しまっている。
宿に戻ると、明日の雨崩行の乗り合いタクシーを募るメンバーを探していた。
ひとまず足を確保できない人は、こういうユースホステルやゲストハウスだと、足の確保がしやすいぞ!
それに現地の人と色々話せてたのしいぞ!
そんなわけで、今日はもう寝る。
つづく!
今日の出費【旅行2日目】4/28(土)
合計 156元(2711円)
- タクシー 30元 ¥521:香格里拉空港ー香格里拉バスターミナルまで
- パン 3元 ¥52:バスターミナル前で購入
- バス 58元 ¥1,008:香格里拉ー徳欽 長距離バス
- バス 5元 ¥87:徳欽ー飛来寺
- 宿泊 30元 ¥521:飛来寺 青年旅舎、ドミトリー「覚色滇郷国際青年旅舎」
- 夕飯 30元 ¥521:みんなで鍋
今日のGPSデータ【旅行2日目】4/28(土)
今日の高度
続きはここから!
miyukix(@miyukix_jp)でした!
最新情報をお届けします
Twitter でmiyukixをフォローしよう!
Follow @miyukix_jp